友達と遊びに行った原宿でスカウトされ、ボンド鰍ノ所属し芸能界入り。 (事務所には、松本伊代・大場久美子・新田恵利さん等が所属)
 1984年 第8回 長崎歌謡音楽祭(TBS東京放送推薦) グランプリ受賞が きっかけとなり、1985年「殺意のバカンス」(当時17才)でデビュー。そ の年のレコード大賞、日本有線大賞ほか、新人賞を総なめにし、デビュー から8ヶ月で武道館コンサートを見事成功させた。翌年、あの時代キバツな 衣装と言われた「へそだしルック」で歌った「1986年のマリリン」が大ヒッ トしてメジャーとなり、ゴールデンアロー賞を受賞。その後は、ロック調 の曲を中心にリリースし、女性だけのバンドをバックとした「MINAKO with WILD CATS」を結成するなど、アイドルからアーティストを目指す。
 そして、1992年公演の「ミス・サイゴン」のヒロイン「キム」役を、 1万5000人もの応募者の中からオーディションで射止め、ミュージカルの 世界へと飛び込んだ。この時、一年間仕事を休んで、本格的なボイストレ ーニングなどを行い、ミュージカル初挑戦で、1年4ヶ月・745ステージのロ ングラン公演において見事キム役を演じ話題となった。これが、芸能生活の 中で大きな転換期となり、1994年4月には、「屋根の上のヴァイオリン弾き」 で次女ホーデルを演じ、また、2000年で4回の出演となった「レ・ミゼラブル」 では、エポニーヌ役を熱演。これらミュージカルで、本田美奈子の違った一 面を開花させ、アーティストとして大きく成長。
 次に、努力家美奈子さんが踏み出した世界がクラシックでした。色々なオモイと努力によりアルバム3枚をリリース! 各地で、クラシック コンサートなどに参加して、日々成長を続けていました。まだまだ、私達が 予想できない何かをやり遂げてくれると、今後の活動をとても楽しみにして いたのですが・・・。しかし、私達ファンの心に生き続け、いつまでも歌い 続けてくれることでしょう。私はいつまでも美奈子さんを忘れず応援し続け ていきます!歌を本当に愛していた美奈子さんだから、絶対に、どこかで歌 い続けているはずですからね。
 私個人としては、あまり記載したくなかったのですが、今後、知らない方が 増えることも考えて書いておくこととしました。美奈子さんの闘いを記録し ておくことは重要ですしね。

  [闘病の経緯(平成17年<2005年>)]

  01月12日 急性骨髄性白血病と診断され入院。
  05月12日 造血幹細胞移植(臍帯血移植)を受ける。
  05月21日 ベストアルバム「LIFE」発売  ※闘病中に美奈子さんが選曲
  07月30日 一時退院
  08月19日 「たけしの誰でもピカソ」で、本人メッセージテープ公開。
  09月07日 染色体異常で再入院、再発も判明。
  09月24日 アメリカから到着した新薬の抗がん剤を投与。
  10月   一時退院(2回)
  10月19日 白血病患者を支援するための「LIVE FOR LIFE」を設立
   〃     「アメイジング・グレイス(DVD付)」発売。(未発表曲含む)
  10月21日 染色体異常で再入院
  11月06日 午前4時38分・・・・
  11月09日 告別式
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