「本田美奈子・ソプラノ・リサイタル〜宙(ソラ)に響きわたる天使の声〜」
2004年3月4日（木） 19時開演 場所：東京文化会館（小）
[No.1046] 実況中継 From：おくちゃん date：2004/03/05(Fri) 08:24:34
《第一部》
〜アメイジング・グレイス〜
〜私のお父さん〜
ありがとうございます、みなさんこんばんは、本田美奈子です！どうもありがとうございます、今日リサイタルということで、クラシックボイスを使ったアルバムをずっと出したくて、夢が叶って去年の５月に出せました！クラシックのコンサートって、いろんな型があると思いますが、本田美奈子流のクラシックのコンサートってどういう風、と考えました。私のコンサート、来たことある方！（拍手）今日はじめて、という方！
（拍手）私がロックのときとか、マリリンのときのコンサートに行ったことある方！
（拍手）クラシックのコンサートははじめて、という方！（拍手）私のお歌を初めて聴いて下さる方もたくさん、クラシックコンサートではこういうふうにべらべらしゃべらないものですけど、私の場合はみなさんとの出逢いの場所で、素敵な時間を過ごせたらいいな、と思います。一緒の空気の中で過ごせる時間を大切に、みなさんの心が感動の嵐となるように。今日は二部構成です、一部ではアヴェ・マリアの曲を、二部では新たにチャレンジした曲もあります。
〜ニュー・シネマ・パラダイス〜 長椅子に座られて歌唱
〜シシリエンヌ〜
〜私を泣かせてください〜 床に座られて歌唱
どうもありがとうございます、３曲続けて聴いていただきました。本田美奈子流コンサート、皆さんと一緒に作っていけたらすばらしいなと思いました。椅子に座ったり、床に座ったりしましたが、皆さんが喜んでくれたら‥それを残していけたらいいなと思いました。
〜Time to say Goodbye〜
《第二部》
〜踊り明かそう〜
〜On My Own〜
どうもありがとうございます、こんなにあたかかい拍手、本当にどうもありがとうございます！今日初めての方もいらっしゃるので、私の芸能歴を・・殺意のバカンスでアイドルでデビューして、マリリン・Sosotte・Temptation・Oneway
Generationなどを歌って、MINAKO with Wild Catsというロックの女性バンドを組んで、今の活動の柱にもなっているミュージカルに！。ミスサイゴン・屋根の上のバイオリン弾き・王様と私・レミゼラブルなど、数々のミュージカルでいろんな役をやらせていただき、去年は十二夜ではじめて人間でなくネコの役を！原作には無い役でいろんなネコを演じました。いろんな役をやると、いろんな気持ちになって、たくさん感じるものが増えていきます。今年に入ってからひめゆりというミュージカルを、５月からクラウディアというミュージカルで岸谷五朗さん・寺脇康文さんが何年もやってらっしゃる地球ゴージャスで、タイトルにもなっているクラウディアの役をやらせていただきます。こんなにも台詞の多い役は初めてでして、これも新たなチャレンジです。こないだ顔合わせがありまして、びっくりすることやらされちゃいました。本読みが終わったら小学生のときにやったマットが敷かれてマット運動！前転や開脚前転や側転など、ありましたよね、私は逆立ちしてと言われたけど足上がらなくてできない‥素晴らしいと思ったのは、恥をかかせてくれて殻から抜け出させてくれることです！デビューして20年近くも経つとプライドが勝ってしまって「私にはできません」とか言ってはじめから拒絶しがちだけど、マット運動からはじまると新しいことができます！次は、回転木馬の歌です。お歌の稽古に行ったときちょっと歌ってみて、と言われて歌ったうたで、岩谷時子先生の歌ですごく心がクラッとする歌です。
〜If I Loved you〜
どうもありがとうございます。次のアルバムに入れていいですか？（拍手）今日はテレビの取材で「誰でもピカソ」で５月にオン・エアの予定です。収録は今からで今日のコンサートを撮影に来てくれました。カメラマンさんは私がヤンヤン歌うスタジオ出演のときケーブルを持っていらした方で、今はカメラマンになられてうれしく思っています。是非皆さん観て下さい。5/19発売のマキシシングルの、新世界‥この楽曲は小学校のとき教科書に載っていたと思います。私が新たに詞を書かせていただき新しい楽曲に生まれ変わったらいいなと思います。一秒一秒時が過ぎ、悲しい心・消えてしまいたくなる心のときに、実る心を大切にできたら素敵だな、永遠に幸せでいられたら素敵だな、と思い書かせていただきました。皆さんにはひとあし早く！
〜新世界〜
どうもありがとうございます、あたたかい拍手、嬉しいです！新世界、聴いていただきました！花粉症なのにみなさんのあたたかい拍手でアレルギーなんかびゅーっと飛んでいってしまいました。音響さん・照明さん・舞台監督さん、山田さんはおいといて他の方たちとは初めて一緒にコンサート開かさせていただいているのですが、初めてなのに初めてでないような気持ちです。本番ギリギリまでリハーサルでこうしたいああしたいとひらめきがでてきてしまうのですが嫌な顔ひとつせずありがとうございます！今日出逢えた方・また逢いにきてくださった方、ありがとうございます！
次は、シドニーのオペラハウスで歌わせていただいた思い出に残っている曲の一つです。クラシックに挑戦したいと思うきっかけとなった曲です・・歌う前に、ちょっとすみません・・（おみずをひと口・・）
〜ある晴れた日〜
《アンコール》
ありがとうございます、本当にあたたかい拍手、本当にありがとうございます。メンバーを紹介させてください、ピアノ：山田武彦さん！、ヴァイオリン：今野均さん！、チェロ：笠原あやのさん！
〜ジュピター〜
どうもありがとうございます、この拍手が嬉しくてうれしくて。こんなに素敵であたたかい拍手、心から嬉しいです。いろいろな歌やいろいろな方と出逢って、支えてくれるたくさんの方々、あたたかい拍手をくれる方々がいる限り、がんばって歌っていきたいです。いっぱい話したいことあったのですが、嬉しくて全部とんじゃいました！次に、あたたかい拍手いただけたのでマイクなしで歌わせていただきます、聴こえるかどうかちょっと心配です・・ちょっと待って（マイクを置かれる）「聴こえますかー？」（拍手）「聴こえますかー？」（拍手）
〜ベラ・ノッテ〜
ご退場、鳴り止まない拍手・・ご登場
あたたかい拍手、どうもありがとうございます、でももうお歌がないんです・・どうし
ましょう。（客席から）「新世界！」「新世界？、もう一度？・・呼んできます」
「・・いいですか？、・・いいって！楽屋帰んなくって良かった」（笑）
本当に本当に、100回言っても足りないくらいにうれしいです！新世界、もう一度心をこ
めて・・
〜新世界〜
・・場内総立ちで大喝采・・